おはようございます。銚子栄光教会の牧師、佐野直史です。
私たちの人生において、「人との出会い」というものはとても大切だと思います。ところで、私たちが「神様」という御方と出会ったならば、どんなに素敵な人生を送ることができるでしょうか。今週は、聖書に出てくる、神様と出会った人たちのお話をしたいと思います。
ペトロという人は、後にキリストの十二弟子としてイエス様に従った人です。そんなペトロも元々は漁師をしていた普通の人で、いろいろなプロセスを経て、イエス様を信じて従う者となりました。
ある日、ペトロが湖で漁をしていると、イエス様がやって来て「漁をしなさい。」と言われました。その日は夜通しやっても何もとれない不漁の日でしたので、彼は疑問に思いました。ペトロは以前、自分のしゅうとめが高熱に苦しんでいたのをイエス様が癒してくださったことを聞いており、イエス様のことを知っていたのだと思います。しかし、彼はまだイエス様を救い主とは信じていなかったのです。
彼は渋々イエス様の言われたとおりに網を降ろします。すると驚くことに、網が破れそうになるくらい多くの魚がかかったのです。イエス様は「わたしについて来なさい。」(マタイ4:19)と言われました。ペトロはイエス様が救い主であることを確かに信じ、キリストの弟子として歩み始めるのです。
神様は、私たちの人生の中で、いろいろなプロセスを経て出会ってくださる御方です。神様の方から私たちに近づいて、「わたしについて来なさい」と声をかけてくださる御方です。その神様が今日もあなたに出会ってくださいます。