おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
今年に入ってコロナウイルスによる自粛生活の影響で、夫婦や親子と共に過ごす時間が増えました。ある種この非常時に、家族の絆が深まったという家庭がある一方で、ストレスの原因、むしろ辛い家庭もあったようです。
一番身近な家族への態度こそ、実は我が振り直さなければならない姿かもしれない。昨日のテーマでもありました「人を愛する生活」というのが、生きているという場所なのかもしれません。
日々の生活のせわしなさから、家族を責める言葉が出てくる。あるいは夫や妻にこそ、親や子にこそ「認められたい」との思いから、自己主張し、家族を責める言葉が出てくる。そんな風にして肝心かなめの「目の前の人を愛する」という教えの方を忘れてしまうということが起こるようです。一番の居場所であるはずの家庭が、こうして修羅場となる。人を愛することの難しさを、つくづく家庭でこそ知ることになるようです。
イエス様はそうならないように、と神様の言葉に聞くことを勧めます。そしてこれだけが「良い方だ」と言われました。神様からいつも教えられ、目の前の人を愛することへと今一度立ち帰ることのできるあなたは幸いです。