ご機嫌いかがですか、湘南恩寵教会の坂井です。今週は詩編の祈りに心を合わせて、皆さんといっしょにお祈りをささげたいと願っています。今日は詩編32編です。まず1節2節をお読みします。
「いかに幸いなことでしょう、背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。いかに幸いなことでしょう、主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。」
では、ご一緒にお祈りしましょう。
神様、わたしには隠していた罪があります。隠そうとしても隠せるはずがないのに、あなたにはすべてお見通しなのに、うわべだけとりつくろって、必死に隠そうとしてきたわたしでした。いや、隠そうとしている自覚さえなかったかもしれません。自分自身をもだまして、自分は何も悪くないと言い聞かせるようにして、いつもどこかに言い訳を探しながら、あなたが悲しまれることを重ねてきたような私です。そのたびに、心はざわめき、いらだって、体まで重く干からびて、健やかさを失ってしまいました。
はるかな昔、アダムがあなたの御前から逃げて隠れようとしたように、わたしも逃げていたのです。だから、あなたの大きな手が重くて仕方なかったです。あなたはいつも恵みをもって、わたしをとらえようとしていてくださったのに、その手がわたしには重かったのです。でも、今わたしは、自分の過ちをあなたに正直にお話しします。どうか、これまでのわたしを覆い隠してくださって、新しい歩みをなさせてください。