いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。
今週は、イエスが弟子たちに教えた「主の祈り」の言葉に聞いてきました。「主の祈り」は、私たちの祈りの最高の模範です。「主の祈り」を学ぶことで、私たちの祈りが豊かになります。
「主の祈り」の第5の願いは、「わたしたちの罪を赦してください。わたしたちも自分に負い目のある人を皆赦しますから」です。私たちは、自分が犯した罪については、もしかしたら忘れてしまうことがあるかもしれません。しかし、人にされた嫌なこと、人の罪に対しては、どんなに小さなことであってもなかなか忘れられないものです。
イエスは、マタイによる福音書18章35節で、こう言っています。「あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」
もちろん、罪を犯した人を心から赦すことは、決して簡単なことではありません。だから私たちは、イエスが十字架にかかってくださったことで、わたしの罪がすべて神に赦されていることをいつも思い起こしたいと思います。神は、イエス・キリストの十字架を通して、私たちに無限の愛を注いでくださっています。この無限の愛は、どんな罪を犯した人にも注がれます。神が私の罪を赦してくださっていることをいつも覚えて、私たちも人の罪を赦すことができる者に変えられるように祈り続けたいと思います。