いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。
今週は、イエスが弟子たちに教えた「主の祈り」の言葉に聞いています。「主の祈り」は、私たちの祈りの最高の模範です。「主の祈り」を学ぶことで、私たちの祈りが豊かになります。
「主の祈り」の第4の願いは、「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」です。「糧」とは、「パン」のことです。「パン」は当時の社会において、主食ですから、食べ物全体を言い表していると言うことができます。食べ物は、生きるために必要なものです。第4の願いは、今日の食べ物が与えられること、また、今日、生きるために必要なものが与えられることを求めています。私たちに必要なものをすべて知っており、その必要なものを与えてくれるのは、神です。ですから、神に私たちの必要を願うことは、当然です。
イエスは、ルカによる福音書12章29節から31節で、こう約束してくださいました。「あなたがたも、何を食べようか、何を飲もうかと考えてはならない。また、思い悩むな。それはみな、世の異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要なことをご存じである。ただ神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは加えて与えられる。」
私たちは、すべて知っている神に安心してどんなことでも祈ることができます。