いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。
今週は、イエスが弟子たちに教えた「主の祈り」の言葉に聞いています。「主の祈り」は、私たちの祈りの最高の模範です。「主の祈り」を学ぶことで、私たちの祈りが豊かになります。
「主の祈り」の第2の願いは、「御国が来ますように」です。この願いの大切なところは、「神の国」が私たちのところまで来るようにと願うことです。「神の国」とは、神が守り、支配する世界です。私たちは、罪がありますから、自分の力で「神の国」に入ることはできません。ですから「神の国」が、私たちのところまでやってきます。
マルコによる福音書1章14節から15節には、こう記されています。「ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、『時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい』と言われた。」
御子イエスは、この罪の世界に「神の国」をもたらすために生まれ、十字架の上で死に、3日目に死より復活してくださいました。こうして、今や御子イエスによって、どんな人に対しても「神の国」は近づけられました。私たちは自分の罪を悔い改めて、御子イエスを救い主と信じることで、罪赦されて「神の国」に入れられます。「御国が来ますように」とは、すべての人が罪を悔い改めて、御子イエスを救い主と信じるように、という願いです。