おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。今日もこの番組と共に一日を始めましょう!
聖書の詩の一節に「沈黙してあなたに向かい、賛美をささげます」(詩編65:2)という言葉があります。詩人から聖書の神へささげる賛美の言葉が始まります。ここでの賛美とは、神の偉大さやすばらしさを言い表すことです。「賛美」というと、たくさんの楽器でにぎやかな曲や、教会の建物に響き渡る荘厳な音楽等を思い浮かべるかもしれません。でも、この詩人の賛美は、それらのイメージとはちょっと違います。詩人の神への賛美は、なんと沈黙から始まるのです。
詩人が沈黙している理由は、自分自身の後ろめたさにあるようです。人に聞かれたくないようなことがあるのでしょう。それゆえ、神に対してもただ沈黙することしかできません。しかし、その沈黙は神への賛美に変えられていきました。なぜなら、その神が詩人の過ちを赦してくださったからです。どれほど後ろめたいことを抱えていても、聖書の神は、ご自分に面と向かう人の弱さを受け入れてくださるお方です。人に聞かれたくないようなこと、後ろめたさを感じることがあるならば、すべて神の前にもっていきましょう。
沈んだ思いは神への賛美の思いに変えられていきます。さあ、今日も神へささげる賛美の生活、スタートです!