ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
聖書は私たちが救われるために、救い主イエスを信じる必要があることを教えています。なぜなら、主イエスは十字架に至る地上での生涯を通して、私たちが救われるために必要なすべてのことを代わってしてくださったからです。
だから、私たちが自分の救いのために何かをする必要はないのです。救い主イエスが私たちのためになしてくださった御業に、私たちが何かを付け足す必要は全くないからです。
それでは、私たちの信仰生活はイエスを信じたときにすべて終わってしまったということになるのでしょうか。そうではありません。聖書は私たちの地上での生涯が続く限り、その信仰生活もまだ終わっていないと教えています。なぜなら、神さまは私たちのこれからの信仰生活を通して、もっとたくさんの恵みを私たちに与えようと計画されているからです。
伝道者パウロは、イエスを信じて生きる信仰生活は競技場で走るランナーのようだと言っています。よそ見をすることなく、ゴールに向かって必死に走るランナーが私たち、というのです。神さまは私たちのためにすばらしい祝福を準備してゴールで待っていてくださいます。だから私たちは、天国のゴールに行きつくまでこれからも信仰生活を続けていく必要があるのです。
聖書の言葉「兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。」フィリピの信徒への手紙3章13節14節