おはようございます。今日も、お元気にお目覚めですか。持田浩次です。
イエス様が十字架にかけられる数日前のことでした。イエス様は、二人の弟子を山の向こうにある村に遣わして、おっしゃいました。「向こうの村に入ると、まだだれも乗ったことのない子ロバのつないであるのが見つかる。それをほどいて、連れて来なさい。」(マルコ11:1-2参照)
弟子たちが、ロバの子を連れてイエス様のところに戻って来ると、その上に自分たちの服をかけました。そして、イエス様がそれに乗られると、多くの人が自分の服を道に敷いたり、葉の付いた枝を道に敷きました。そしてみんな、「ホサナ。主の名によって来られる方に祝福があるように。」(マルコ11:9)と叫んで歓迎しました。「ホサナ」という言葉は、私たちを救ってくださいという意味です。こうしてイエス様は、ロバの子に乗って、都に入り、人々から歓迎されました。
イエス様は、なぜ、ロバの子に乗ったのでしょう。イエス様は、王様が乗るような馬には乗りませんでした。それは、イエス様のへりくだりをあらわしています。イエス様は、強さを表す馬ではなく、平和を表すロバに乗られたのです。イエス様は、平和の王として私たちと神様との関係を平和にされました。イエス様は、平和の王として、私たちを罪から救うために十字架で死なれたのです。
今日の聖書の言葉。「娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ。見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い、勝利を与えられた者。高ぶることなく、ろばに乗って来る。雌(め)ろばの子であるろばに乗って。」ゼカリヤ書9章9節