ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
聖書には、イエス・キリストの行ったことや教え、また十字架、復活、天に昇って行かれたことが記されています。そのイエス様は、今は天で働いておられます。しかし、まだ大事な仕事が残っています。それが、再びこの地上に来られるということです。再び臨むと書いて再臨と言います。そして、最終的な裁きを行います。
新約聖書テモテへの手紙二 4章1節に「生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエス」と記されています。生きている者と死んだ者というのは、そのときに生きている者と、そのときまでに死んだ者、ということです。言い換えれば、すべての人間がその裁きを受けるということです。
裁きの基準は、生きている時にどういうふうに生きたかということです。一番の根本は、イエス・キリストを信じたか否かということです。信じたその上に、どれだけ忠実であったかということで、さらに報いの大きさが決まります。イエス・キリストを信じていたならば、救われます。いわゆる天国になります。
さらにその天国で、どういう報いが与えられて生活するかという違いも出てきます。それで、この世での生活を大事にするわけです。クリスチャンはそのことを信じ、宣べ伝えているのです。先ほどの聖書の続きを読みます。「生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。御言葉を宣べ伝えなさい。」テモテへの手紙二 4章1節から2節です。