おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田と申します。
以前の話ですが、ある小さな宗教団体に属している方とお話ししたことがあります。その方は「私たちもイエス様を信じていますよ。」と言いました。けれども続いて、「他にも誰それ様と何々様と…」と続いたので、「あぁこれは違うなあ。」と思ったのを覚えています。
イエス様を信じているというのは、ただそういう名前で呼ばれている方を、他の誰かと並べて「信じています」ということではありません。イエス様がどんなお方か、何をしてくださったか知り、その方を受け入れることが「信じる」ということなのです。
そこで今週は、私たちが信じているイエス様とは一体どんなお方なのかということを、あらためて聖書から確かめていきたいと思っています。最初から答えを言ってしまうと、イエス様とは、ご自分の十字架の死によって、私たちを救ってくださったお方です。そのように自分の命を捨てて、私を永遠の命にすくい上げてくださる方は、ただイエス様お一人だけなのです。
だから私たちは、ただそのイエス様だけを信じるのです。十字架によって、私たちを救ってくださる方を信じる。これが私たちの信仰なのです。
聖書をお読みします。「わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。…召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。」(1コリント1:23-24)