ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
最近の日本の政治を見ていると、「正義」「公正」という言葉とは180度反対の出来事であふれています。一般常識が通用しない出来事を挙げるならば、きりがありません。世論調査では無党派層が6割にも達するという結果も出ています。私たちは無責任に政治を批判しながら、改善されない現実を前にしてあきらめているのかもしれません。
しかし旧約聖書は語っています。預言者エレミヤが、神様の言葉として記したものです。「わたしが、あなたたちを捕囚として送った町の平安を求め、その町のために主に祈りなさい。その町の平安があってこそ、あなたたちにも平安があるのだから。」(エレミヤ29:7)
あなたたちとはユダの民です。彼らはバビロンという大国に滅ぼされ、捕囚、すなわち捕虜となってバビロンに連れて行かれました。外国に連れて行かれ、そこで捕虜として生活することは想像を絶するものです。しかし神様は、その地にあってもまずその町の平安を求め、その町のために祈ることを求められました。
今私たちの住む日本という国を見ておられる神様は、私たちに語りかけておられます。日本の国の平安を求めて、日本の国の政治家のために祈りなさいと。政治を批判し無関心を決め込む前に、私たちには祈りを聞いてくださる神様に、日本の国の平安を祈る使命があるのです。