ごきげんいかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
会社の中では、上司からの圧力は大変強いものがあります。上司によっては、「こんなこともできないのか?給料もらう資格はないな!」という暴言を浴びせることもしばしばです。
しかしよく観察していると、暴言を浴びせられた部下は、今度は自分の部下という弱い立場の人たちに、同じような暴言を浴びせています。ある意味ではこのようにして、上司からのストレスを発散しているのかもしれません。しかしこのような暴言が飛び交う職場に長くいると、心が折れてしまいます。
仕事とは、問題に遭遇することによって苦しみますが、その仕事を成し遂げたことによって会社の利益に貢献し、その喜びを皆で分かち合うことのできるものです。しかしその仕事の中で、自分よりも弱い立場の人にストレスを押し付けるならば、最も弱い立場にいる人は生きていくことができません。
イエス・キリストは言いました。「はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水1杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける」(マタイ10:42)と。
自分よりも弱い立場の人こそ、神様に愛されている大切な人として接する。その時、その人は、神様から豊かな報いを受けるのです。人を見る前に神様を見て仕事をすることの大切さを感じます。