ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井孝宏と申します。今週は詩編の祈りに心を合わせて、皆さんといっしょにお祈りをささげたいと願っています。今日は詩編の29編です。まず1節〜4節をお読みします。
「神の子らよ、主に帰せよ、栄光と力を主に帰せよ。御名の栄光を主に帰せよ。聖なる輝きに満ちる主にひれ伏せ。主の御声は水の上に響く。栄光の神の雷鳴はとどろく。主は大水の上にいます。主の御声は力をもって響き、主の御声は輝きをもって響く。」
では一緒にお祈りをしましょう。
神様、あなたは恐るべき方。あなたが命じれば、風や湖さえもその声に従います。神様、私たちはあまりに小さく、自分の周りに繰り広げられる貧しい現実にばかりとらわれすぎて、大いなる大いなるあなたの栄光を仰ぎ見ることを忘れていました。イエス様の弟子たちも、激しい嵐の中で、主よおぼれそうですと泣き叫んで、イエス様から叱られていたことを思い出します。まことに信仰の薄い私たちです。どうか、憐れんでください。今私たちは、古(いにしえ)の信仰者たちがそうしたように、耳を澄まして、この宇宙に鳴り響くあなたの恐るべき御声を聴き取りたいと願います。荒れ野にふきすさぶ激しい風の音に、杉の木を砕くような雷(いかずち)の爆音に、あなたの御声を思います。大いなる主よ、あなたは生きておられます。あなたの力を私たちに与えてください。私たちを祝福して平和を与えてくださいますように。