いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
私たちは誰もが、お母さんのお腹から生まれてきました。最近では、お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんの姿をエコー写真で見ることができます。
けれども、聖書が記された時代には、そのようなものはありませんでした。母の胎の中で赤ちゃんがどのように成長していくかは、まさに神秘であったのです。その神秘をダビデは、詩編第139編で次のように歌っています。「あなたは、わたしの内蔵を造り、母の胎内にわたしを組み立ててくださった。わたしはあなたに感謝をささげる。わたしは恐ろしい力によって、驚くべきものに造り上げられている。御業がどんなに驚くべきものか、わたしの魂はよく知っている。」(13-14節)
私たちは誰もが、お母さんのお腹から生まれてきましたが、お腹の中で、私たちを一人の人間として形づくってくださったのは、神さまです。神さまは、夫婦の交わりを用いて、私たちを母の胎に宿らせ、人として形づくり、誕生させてくださったのです。
それゆえ、私たちは、お母さんに感謝するだけではなく、神さまにも感謝したいと思います。「お母さん、産んでくれてありがとう。」と言うだけではなくて、「神さま、創造してくださってありがとう。」と言いたいと思います。