いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
キリスト教は、今から約2000年程前に、今のイスラエルの国から始まりました。イエス様の時代よりも前の時代のことは旧約聖書に記されています。最初は、イエス様の弟子たちとわずかな信徒たちの集まりでした。けれども、イエス様は弟子たちがイエス様を伝えて行くための拠点として、わたしの教会を建てると約束してくださいました。
最初、弟子たちは既に各地に建てられていたユダヤ人の会堂と呼ばれる施設でイエス様のことを伝えました。やがてユダヤ人たちから追い出されると、信徒たちの家で日曜日毎に集まって、神様を礼拝しイエス様を伝えました。しかしユダヤ人たちは、イエス様を神の子と認めないので、キリスト教会を迫害します。またローマ帝国ではローマ皇帝が神々として祭られていましたが、教会の信徒たちはローマ皇帝を礼拝しませんでしたので、ローマ帝国からも迫害を受けました。
それでも、信徒たちはイエス様を信じて、迫害に耐えて、イエス様を伝えました。伝染病が流行ったときでも、世の人々は、病人を棄ててうつらないないようにしましたが、教会の人々は患者を尋ねて看病し、そして自分も伝染病にかかってしまい、大勢の信徒たちが亡くなったそうです。
それでも教会の方たちは、自分たちはイエス様によって救われて永遠の命に結ばれているので、伝染病を恐れずに看護し続けたそうです。それを見た人々は驚き、また看病してもらった人はイエス様を受け入れ、その家族も感謝してイエス様を信じました。このようにしてイエス様の教会は、少しずつ困難な中でも増えていきました。イエス様の教会には、イエス様の命が溢れています。