おはようございます。仙台栄光教会の李根培です。
1818年ある夜、クリスマスを一週間後に控えたオーストリアの小さな田舎の教会の若い神父モールは、眠ることができませんでした。一週間後にクリスマス礼拝をささげなければならないのに、たった一つのオルガンが壊れてしまったのです。
田舎で修理することは難しく、新しく買えるような状況でもありませんでした。モール神父は神に切に祈り、窓の外を眺めました。彼は美しい町の景色に感動を受けて、一つの詩を書きました。
クリスマスの日、モール神父が書いた詩に曲をつけた音楽がギターで演奏されました。その歌がまさに有名な『きよしこの夜』です。おそらく昔、小さな田舎の教会がオルガンのために苦境を味わっていなかったなら、この歌は光を見ることができなかったかもしれません。
イエスは、苦境を味わっている私たちを救うために光としてこの地に来られました。闇の地に住む者の上に光が輝いています。闇の中を歩むものは、大いなる光が見えるはずです。イエスの光の方に行き、イエスの光があなたのものとなるように。