いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。
日本人は「恥」には敏感ですが、「罪の意識が希薄」だと言われます。いったい、私たちはどんな罪を犯しているのでしょうか。
直接犯罪に結びつかなくても、一度も人のことを悪く思わずに生きることができる人、また、人の悪口を言わない人が、どの位いるのでしょうか。口から出た言葉、冷たい態度は、どれほど他の人を傷つけることでしょうか。思い出しても恥ずかしい罪の数々、良心の呵責に悩まされながらも罪を繰り返してしまうのが、私たちではないでしょうか。
このような多くの思いを抱いているわたしたちの心は、自分ではきれいにすることができません。それは、私たちをお造りになった神様だけができることなのです。聖い神様は、私たちを愛しておられますが、罪を見逃すことはできません。どのようにして私たちの罪を罰するか、その方法は、私たちには想像もできない方法でした。
それが、神の独り子であるイエス・キリストを私たちの身代わりにして、十字架につけるという方法だったのです。私たちに救いの道を開くために、ただそのために、神様はイエス・キリストを私たちの世界に送ってくださいました。罪の赦しと救いはだれでも、この十字架の恵みによって受けることができるのです。