風間義信（仙台教会牧師）

メッセージ： 羊飼いの声を聞く

　おはようございます。今月この番組を担当します、仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。
　早いもので、今年もまもなく折り返しが近づいてきました。毎日いかがお過ごしでしょうか。いつも明るいニュース、楽しい毎日となれば嬉しいのですが、なかなかそうはいきません。特に今はたくさんの情報が飛び交い、私たちを惑わすたくさんのものがあり、心がかき乱されます。でもそれは今に始まったことではないようです。

　だからこそイエス・キリストは、私たちを羊にたとえて「羊はその声を知っているので、ついて行く。…ほかの者たちの声を知らないからである。」（ヨハネ10:4-5）といわれて私たちを招いてくださっています。なぜなら、ここにこそ私たちを支える本物があるからです。

　羊を招かれる羊飼いであるイエス・キリストは、後ろから尻を叩くようにして羊を追いかけるのではありません。先頭になって道を開き「わたしは道であり、真理であり、命である。」（同14:6）と招き続けてくださっています。

　あなたもしっかりとこの羊飼いなるキリストの声を聞いて、その声に従って真理の道、命の道を歩んでいただきたいと願っています。