おはようございます。福島教会の細田眞です。
明日は日曜日です。日曜日は主の日ですから、わたしたちは礼拝をお捧げするために教会に出かけます。教会に向かって行きますと、まず目に入ってくるのは屋根の上の十字架です。教会のところまで来ますと、建物のてっぺんの十字架を下から見上げるようになります。
わたしは十字架を見上げるたびに、このわたしのためにイエス・キリストが死んでくださったことを思い起こします。イエスが十字架にお架かりくださったので、今やわたしは罪を赦されて、神の子とされました。礼拝の前の、感謝の思いのこみ上げてくるひとときです。
さらに教会の前に佇んでいますと、礼拝に出かけてこられた方々のお姿を見かけます。教会に集まってくるお一人お一人も十字架を見上げてから、建物に入って行かれます。実は礼拝に集まる方々も、イエス・キリストによって神の子とされたお一人お一人なのです。イエスがわたしに注いでくださったのと同じ愛が、彼ら彼女らにも注がれているのです。
イエス・キリストの愛に目覚める時、わたしたちの、人々に対する見方が変わります。そしてイエスの愛に促されて、わたしたちも隣人を愛するようになるのです。聖書はこう語ります。「愛する者たち、神がこのように愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。」(1ヨハネ4:11)