おはようございます。福島教会の細田眞です。
ある人が「愛は名刺ではなく動詞である」と言いました。愛について哲学的に考えることには意味があると思います。しかし考えることに終始して、実際に人を愛することがなければどうでしょうか。愛の大切な部分が抜け落ちてしまいます。実際に人を愛することへと突き動かすのが、真実の愛なのではないでしょうか。
神はその愛を具体的なしかたで表してくださいました。聖書はこう語ります。「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。」(1ヨハネ4:10)
神はわたしたちが神を知る前に行動を起こしてくださいました。御子であるイエス・キリストをお遣わしくださったのです。そしてわたしたちの罪の償いをこのお方に負わせられたのです。そのためにイエスは、わたしたちに代わって十字架にお架かりになったのです。
愛する我が子を救うためなら、親は燃えさかるビルの中にでも飛び込んでいくものです。神の愛はそれをはるかに超えています。わたしたちは罪によって神から失われた者でした。神はその罪を償ういけにえとして御子イエス・キリストをお遣わしくださいました。ここに神の愛があります。