朴徹（筑波みことば教会牧師）

メッセージ： 右にも左にもそれない信仰

　おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会の朴徹です。
　12月はクリスマスや忘年会、また帰省、年越しなど、何かと忙しい季節です。そこで生活のバランスが失われ、体調を崩してしまう方も多いようです。

　何事においても、バランスを保つことは大切なのです。例えば人間関係において、相手と自分との立場や距離感などのバランスをうまく保つことができたら、その人とは長いお付き合いができるでしょう。仕事においてもそうですし、運動をする時でも同じです。極端に偏りすぎないで、バランスさえ取っていれば、大きな問題やけがをする恐れなどありません。

　神様との関係においても同じです。ともすれば、信仰熱心なクリスチャンは、神様のために、教会のために何かをしなければならないという義務感に縛られ、無理をしてしまう場合があります。しかし私たちは、神様の計画を先走る熱心さを持つ必要はありません。私たちに必要なのは、神様の命令どおりに従順に従う熱心さだけです。

　申命記5章32節33節には、こう書いてあります。「あなたたちは、あなたたちの神、主が命じられたことを忠実に行い、右にも左にもそれてはならない。あなたたちの神、主が命じられた道をひたすら歩みなさい。そうすれば、あなたたちは命と幸いを得、あなたたちが得る土地に長く生きることができる。」

　右にも左にもそれないで、わたしたちの神、主が命じられた道をひたすら歩み続けること。それが、信仰のバランスを保つことであり、幸いな人生を送るための秘訣なのです。