いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
「永遠」という言葉を聞いてどのようなイメージを抱くでしょう。人の人生は長くても100年前後。いつまでも続くようには思えません。限りある命。限りある資源。私たちは、何が「永遠」に相当するのかを、あまり良く知らないような気がします。
旧約聖書の詩編45編7節から8節に次のような言葉があります。「神よ、あなたの王座は世々限りなく、あなたの王権の笏は公平の笏。神に従うことを愛し、逆らうことを憎むあなたに、神、あなたの神は油を注がれた、喜びの油を、あなたに結ばれた人々の前で。」
「笏」とは、王様のような高い位に立つ人が持つ物で、王の権威、統治権を象徴する物でした。聖書が教える王の権威、統治する力は、愛と公平に満ちています。聖書では、この力を持つ王こそが神であると伝え、その権威と統治が永遠に続くと言われるのです。
その権威と統治は、私たちの全ての人生へと及ぶ力を持っています。そういう神様が、他でもないイエス様なのです。クリスマスにお生まれになったこの御方にその力があること、その力で私たちが今も、後も、永遠に包まれていくと聖書は教えてくれるのです。