いかがお過ごしですか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
自分の力ではどうすることもできないと感じた時、思わず「助けてほしい」と心の中で叫んだことがあります。仕事や勉強や人間関係のことで八方ふさがり。でも「助けて」と叫んでみても、誰も助けてくれない。
そんな時、一人の信仰者が叫びました。旧約聖書の詩編22編2節です。「わたしの神よ、わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず、呻きも言葉も聞いてくださらないのか。」自分の置かれている状況が良くならないので、「わたしの神よ、なぜわたしを見捨てるのですか」と問いかけたのです。
処女(おとめ)マリアからお生まれになったイエス様は、十字架に付けられた時に、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と叫びました。神の子メシアであるイエス様が、父なる神に見捨てられる痛ましい場面でした。でもイエス様が「わが神、わが神」と呼びかけた御方は、3日目にイエス様を甦らせました。
「わたしの神よ」と信じている神がいて呼びかけることができるのは、実は救われていることと同じなのです。その聖書の神、メシアであるイエス様は、皆さんを見放さない神様なのだと、聖書は繰り返し教えてくれるのです。