ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
クリスマスを迎えようとしている時期なので、イエス・キリストのことを知っていきたいと願っています。
時々誤解されることがありますが、イエス・キリストというのは、苗字と名前ではありません。キリストというのは、「油を注がれた者」という意味です。油を注がれるというのは、どういうことでしょうか。昔、ユダヤの国では、特別な三つの仕事をする人に油を注いで、その仕事につかせました。三つの仕事というのは、神様を伝える仕事、二番目に神様と人間との間をつないでいく仕事、三番目に国を治める王、の三つです。イエス・キリストは、この三つの仕事を担う者となったのです。
第一にイエス・キリストは、神様を伝える仕事をしてくださいました。神様のことを示してくださいました。地上で生活していたときには、その教えや奇跡や働きを通して、神様を示してくださいました。十字架におかかりになったことも、そうまでして人を救いたいという神様の愛を示しています。
イエス様が天に帰られた今は、聖書を通して、神様が示されます。聖書を通して、イエス・キリストが分かるのです。イエス・キリストが分かると、神様が分かるのです。聖書を学んだり、教会の説教を聞いたり、このようにメディアを通して、イエス・キリストが分かり、神様が分かるようになっているのです。イエス・キリストがいてくださること自体が、神様が人に語りかけているということなのです。あなたにも語りかけられているのです。