おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。新所沢教会の長田と申します。
今週は、イエス様の呼び名を通して、イエス様がどんなお方であるかを確かめようと思います。
ちょうど今は、クリスマスを前にした「待降節」、アドベントの季節です。アドベントの時期に読まれる聖書の箇所の一つに「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」という旧約聖書の預言(イザヤ7:14)があります。福音書では「この名は、『神は我々と共におられる』という意味である」と説明されています。「神様が私たちと共にいてくださる」。これこそ、聖書の神様の実現してくださる恵みの姿です。
私たち人間は、もともと神様と共にいてこそ、初めて本来の命をもって生きるものとなれます。にもかかわらず、私たちは罪を犯し、神様に背を向け、自分から神様との関係を捨ててしまった存在です。しかも私たち自身ではこの神様との関係を回復できなくなってしまっています。イエス様はそんな私たちのために、神様の方から寄り添ってくださり、神様の方から「神が共にいる」という状態を回復してくださるのです。私たちが本当の意味で生きるために、インマヌエルであるお方、イエス様が必要なのです。
聖書の言葉を読みます。「見よ、わたしはあなたと共にいる。あなたがどこへ行っても、私はあなたを守り、必ずこの土地に連れ帰る。わたしは、あなたに約束したことを果たすまで決して見捨てない。」(創世記28:15)