ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。 ブラック企業という言葉が定着しています。すぐ採用になる代わりに仕事の拘束時間が長く、体力の限界を超えてまで働かせる。しかし賃金は十分に支払われません。だから自分の体を守るためには会社を辞めなければなりません。それでも生活のためには働く必要があるので、新しい会社を探してまた働き始める。その会社もまたブラック企業だったりします。
ブラック企業と呼ばれる会社の根底にはどのような考え方があるのでしょうか。利益を出すために安い賃金で、しかも非正規社員を採用する。しかし会社は思うように利益を出せないので、生き残るためには社員の賃金を減らして、長時間働かせる。苦情が出ると、その社員を解雇して別の非正規社員を採用する。「ブラック」とは「暗闇」と言い換えることができます。
このような環境で働かざるを得ない私たちに対して聖書は語ります。「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった」(ヨハネ1:5)と。暗闇とは人間が神様を知らないで生きるということです。
神様を知らないで生きるならば、光を目指して進もうとしても、暗闇へと迷い込みます。聖書が語る主イエスという神様だけが、本当の光です。もしあなたが主イエスを信じて歩むならば、その道は暗闇でも、光に照らされた確かな道へと変えられます。