ご機嫌いかがですか、ひたちなか教会小林義信です。
本日のみ言葉は、旧約聖書哀歌3章31節から33節です。「主は、決してあなたをいつまでも捨て置かれはしない。主の慈しみは深く、懲らしめても、また憐れんでくださる。人の子らを苦しめ悩ますことがあっても、それが御心なのではない。」
ここでは、絶えることの無い神の愛と憐れみについて、預言者エレミヤが神への揺るぎない確信を表しています。この地上の歩みの中では、悩みや、苦しみや、悲しみが増した時、私達はついつい神が私達を見放しておられるのではないかと思ったりしてしまいます。
でも、神は私達に人生を送る力を与える為に、悩みや、苦しみや、悲しみを与えて訓練されるのです。決して私達を絶望のどん底に突き落とす為ではないのです。神はご自身の御性質を受け継ぐ者としての人間をどこまでも愛しておられます。誰一人、神の愛から外れて良いなどと思っておられません。
獅子が子を谷底に落とすと言う譬えの様に、人が神を信じて力強く苦難から立ち上がり、神と顔と顔を合わせて過ごすことが出来るようにと、神は待っておられます。考え方を変えてみますと、苦難や試練や悲しみは、神から与えられた大いなる恵みなのかも知れません。