おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
イエス様はある日、招かれて食事の席に着いていました。すると、その町で罪深い女と言われる人が入って来て、イエス様のために様々に良い事をしました。しかし、その一部始終を見ていた家の主人は心の中で、「罪深い女にそんな事をして貰うなんて」と思いました。
イエス様はそれに気づいて、ある質問をしました。「お金を多く借りていた人と少しだけ借りていた人がいて、二人とも返すことが出来なかったので許して貰いました。この二人のうち、どちらが多く許して貰った人を愛するだろうか。」こう言って、イエス様は女の方を向き、「この人は多くの罪を赦されたので、多くの愛を持っている」と言い、そして女に「あなたの信じた通り、安心して行きなさい。」こう言われたお話です。
私たちも大小様々な罪があります。そしてそれは他人と比較してはならないものです。その時に、罪を赦す力をお持ちのイエス様に、心から打ち明けたいのです。なぜならこの方との交わりを通してしか、心からの赦しと開放はないからです。