おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
私たちは、生活のただ中で神に信頼して求めているでしょうか。イエス様は「心から求めてみなさい」と教えます。神に願い求めることは、この地上で歩んでいる私たちにとって実は最も身近で切実な者の行為、祈りです。
なぜなら、人は生きていれば色々あるからです。もう待ったなしで様々なことが押し寄せて来るからです。いま修羅場にある方がこれを聞いておられるかもしれません。またようやく修羅場を脱したという方があるかもしれません。その時神に向かうべき心からの叫びがあったはずです。それを素直に言葉にし、信頼して神に献げること、それが実直な求めであり、祈りなのです。
神は人のすべてをご存じですが、「求めなさい」と教えます。なぜでしょうか。それは、神ご自身があなたからの本気の告白を待っておられるからです。苦しい時に、他でもない神に本気で「どうぞ助けてください」と言葉にすることを待っておられるからです。
イエス様が「求めよ、探せ、門をたたけ」と教えるのはそのためです。心からの求めをあなたの神は臨み、お応えくださる方です。