ご機嫌いかがですか、千葉県八千代市にあります勝田台教会の坂井です。今週は詩編の祈りに心を合わせて、皆さんといっしょにお祈りをささげたいと願っております。今日は詩編22編。最初に2節をお読みして、そのあと祈りに導かれましょう。
「わたしの神よ、わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず、呻き(うめき)も言葉も聞いてくださらないのか。」
神よ、わたしの神よ、わたしが生まれる前から、わたしを見守り続けて下さったあなたの愛を覚えています。わたしを母の胎から取り出し、その乳房にゆだねてくださったのはあなたです。私が母の胎にある時から、あなたはわたしの神。わたしはあなたに信頼します。しかし神様、今は、あなたをとても遠くに感じてしまうのです。あなたを見失ったこの世界にあって、渇いた言葉に囲まれて、私の魂はひからびてしまいました。今はとても疲れています。なんだか自分が惨めに思えてなりません。わたしは虫けらだと思います。あなたに見捨てられたとしても仕方ない人間のクズです。
しかし主よ、わたしの神よ、どうか見捨てないでください。あなただけは、遠く離れないでください。私に代わって見捨てられたイエス・キリストの十字架の贖いのゆえに、私を赦し、この苦しみから助け出してください。主よ、助けを求める叫びを、聞いてください。