いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
旧約聖書の詩編に、「主を賛美するために民は創造された」(詩編102:19)と記されています。ここにはわたしたちの人生の目的が記されています。わたしたちはなぜ、この世界に生まれて来たのでしょうか。神様がわたしたちに命と人生を与えてくださいました。わたしたちは偶然この世界に誕生したのではありません。
本来、わたしたちは神様に感謝し、神様を賛美し、崇めて生きるものでした。しかしわたしたちは神様から離れてしまい、神様を見失ってしまったので神様が分からなくなりました。その結果、わたしたちは自分が褒められ、自分が高められることを求めるようになりました。
そのために、大切な本来のつとめを失っています。わたしたちはもともと神様を賛美するために造られたものです。ですから、神様に感謝して賛美するときに、最もよき人生を送り、わたしたちが輝く人生を生きるようになります。
もしも、造られたものが、造られた本来の目的と異なることに使われていたとしたら、それは役に立ちません。たとえば、ボーリングの球でサッカーはできませんし、ゴルフのクラブで野球はできません。造られたものは造られた目的で使用されないと残念なことになってしまいます。
わたしたちもそうなのです。わたしたちは自分のために生きるのではなく、神を賛美するために造られた存在です。神に感謝し、神を賛美するときに、わたしたちの人生は生き生きしたものに回復されます。神様は、わたしたちが本来の姿で生きるようにと招いておられます。