いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会牧師の川栄智章です。
イエス様はマタイによる福音書25章で主人と僕のたとえを用いて話されました。主人が旅に出かけるときに、僕たちを呼んで、自分の財産を管理するようにと、一人には5タラントン、一人には2タラントン、一人には1タラントンを預けて旅に出かけました。1タラントンとは、約20年間分の給料に相当します。
私たちは、神の賜物の管理人として立てられている僕です。賜物とは財産、職業、才能、経験など、神様からいただいているものすべてですもし、主人が帰って来られないなら、つまり再臨がなく、清算する日がないのなら、人生の目的は自己実現とか、自己啓発になるかもしれません。しかし、やがて主人が旅から戻って来られ、賜物を清算する日が来るのです。その日、どれだけそれぞれの賜物に忠実であったのか調べられます。
そのことをわきまえていた僕は「忠実な良い僕だ。よくやった。少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。」(23節)とねぎらいの言葉を頂きます。多かろうが少なかろうが、賜物は神様からの預かりものです。自分勝手にせず、忠実に歩んでいきましょう。