酒井啓介(坂戸教会牧師)
メッセージ:当たり前を語る神
おはようございます。坂戸教会の酒井啓介です。
私たちは、お互い言葉でコミュニケーションをとる時に、通常、当たり前のことは省略することが多いでしょう。なぜなら、お互いにわかっているからです。しかし、コミュニケーションがうまく行かない時の原因の1つには、片方が当たり前と思っていることが、もう片方の人には当たり前ではない、という状況が挙げられます。
当たり前のことを、言葉で説明することが大切です。しかし、当たり前だからこそ、言葉で説明しにくいこともよくあるのだと思います。健全なコミュニケーションをとるためには、神様はどうなさっているか、聖書をみてみましょう。
神さまは人をお造りになったので、造られた人は、神を礼拝することは当たり前のことです。造られた人は、神の御心を求め、大切にすることは当たり前のことです。しかし、罪人はそのことを忘れて、中には、間違っているとさえ思うようになりました。
そこで神様は、ご自分が誰なのかを人に教えて下さいました。神の御心を求め、礼拝をすることが素晴らしいことを、教えて下さいました。それは、神様にとっては当たり前のことですが、それを丁寧に忍耐強く、かつ時間をかけて、言葉で伝え続けて下さいました。
この神様を信じる人は、意見の違う人にも、当たり前のことを、丁寧に言葉にし続けることが大切です。そのような人を、神様は時を超えて大切にしてくださるでしょう。
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