10月20日(火) エズラ2章
祭司、レビ人、民の一部、詠唱者、門衛、神殿の使用人はそれぞれ自分たちの町に住んだ。イスラエル人は皆それぞれ、自分たちの町に住んだ。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エズラ記 2章70節
主がキュロス王と民の心を動かし、バビロンからの帰還の道が開かれました。2章では、帰還した人びとの名簿が記されています。捕囚を経験した人びとは、土地を失い、遠くへ移されても、なお神の民であり続けました。そして今、神に心を動かされて、彼らはエルサレムの神殿を建てるために上って行きます。
この名簿をよく見ると、特に丁寧に記されているのが、祭司やレビ人、詠唱者、門衛など、礼拝に関わる人びとです。また、系図を証明できない者については、特に祭司の場合、記録が確認されるまで務めを禁じられました(59~63節)。ここからわかることは、帰還の目的が単なる生活再建ではなく、何よりも礼拝の回復にあったということです。それは、失われていた神との交わりがもう一度取り戻されることにほかなりません。
また、最初に帰還した人たちの総数は四万二千三百六十人でした(64節)。ここには多くの人の名前が書き留められています。これは、神がご自分の民を一人残らず覚えておられることのしるしです。捕囚という大きな苦難を経験した人びとも、神の御前では忘れられていませんでした。同じように、神は今も、私たち一人ひとりの名を知っておられます。神は私たちの名を呼び、ご自分との交わりに招いておられます。
【祈り】
きょうもあなたとの生きた交わりを喜ぶ者とならせてください。



