4月2日(木) ヨブ17章
どこになお、わたしの希望があるのか。
誰がわたしに希望を見せてくれるのか。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨブ記 17章15節
ヨブの嘆きは17章でも続きます。後半の12節以下で、ヨブはこのように語っています。「夜は昼となり、暗黒の後に光が近づくと人は言うが、…墓穴に向かって『あなたはわたしの父』と言い、蛆虫に向かって『わたしの母、姉妹』と言う」。
暗闇の後に光が近づく。これは誰もが望むことです。しかし、今のヨブの状況は、死後の世界に等しいと言えます。死や腐敗、蛆虫すらも自分の家族のように感じるという絶望的な状況です。ここに望みはあるのか。誰が希望を見つけられるのか。ヨブの苦しみは極限状態でした。
「暗黒の後に光が近づく」という言葉を安易に語ってしまうことがあるかもしれません。しかし、絶望し尽くしている人には、この言葉も空しい響きを打つだけです。この苦しみと絶望の中でヨブが語ったことは、「あなた自ら保証人となってください。ほかの誰がわたしの味方をしてくれましょう」ということでした(3節)。打ちのめされながらも、ヨブは神に望みをかけました。私たちの歩みも、良いことばかりではありません。絶望し尽くしてしまうことがあります。しかし、このような時だとしても、ヨブは神を待ち望みました。そして、長い沈黙と苦しみを経て、ついに彼は光を見たのです。私たちも同じ恵みにあずかります。
【祈り】
主よ、絶望し尽くしてしまっても、あなただけがわたしの望みです。








