
櫻井良一(東川口教会牧師)
メッセージ:自分は頼りにできない
ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
イエス様は、「自分は正しいとうぬぼれる人」の信仰生活の危険性を、たとえ話で教えてくださいました。あるとき、神殿でこう祈った人がいると言うのです。「神様、私は他の人のように、神様にそむくことは何一つしていません。特に、この徴税人とは違います。むしろ、神様に喜ばれることを進んでしています。」
この人はきっと、胸をはって堂々とした姿で、この祈りをささげたのでしょう。ところが、この人の祈りは、どんなに立派であっても、神様に聞き入れてもらえない、とイエス様は教えられたのです。
ここでイエス様が語った「うぬぼれる」という言葉には、別に「自分を頼りにする」という意味があります。実は、この人の祈りには、最初から最後まで、「自分は正しい人間だ」という言葉だけが語られていて、神様に「助けてください」と願う言葉は、一つも語っていません。
ですからこの人は、自分の自慢話を語っているだけで、本当は何も祈っていないのです。こんな祈りでは、神様に聞いていただくことはできません。なぜなら、神様は、自分自身を頼りにすることができない私たちが、「助けてください」と願う祈りを待っていてくださり、その祈りを喜んで聞いてくださるからです。
聖書の言葉「しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を 神よ、あなたは侮られません。」詩編51編19節です。
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