
石原知弘(東京恩寵教会牧師)
メッセージ:神さまが語りかけている人たちのために
おはようございます。東京恩寵教会牧師の石原知弘です。
ある施設を教会のキャンプで利用したとき、入口に、「改革派教会様」ではなく、「革命派教会様」と書かれていたことがありました。見た人は、過激そうな団体と思ったかもしれません。もちろんそれは、単純ミスでしたが、世の中には悪意で間違ったことを言いふらす人もいて、そうしたことで傷つけられるということがあります。
クリスチャンの生き方を教えてくれる「十戒」の第九戒には、「隣人に関して偽証してはならない」とあります。「うそをついてはいけない」ということです。殺したり、物を盗んだりすることに比べると、たいしたことではないように感じてしまうかもしれません。
しかし、今日のネット社会では、ちょっとしたうそが大きな問題となり、ときにそれが、人を死に追いやってしまうことさえあります。実は、キリストも、人々のうその言葉によって十字架にかけられました。何の罪も犯されなかったのに、人々によって、罪人とされて、殺されたのです。
しかし、その十字架こそが、罪人の身代わりとしての死であり、救いの出来事でした。そして、神さまは今も、その真実を私たちに語りかけてくださっています。
ただ「うそをつかない」というだけでなく、キリストの救いという真実を、積極的に語りたいと思います。多くのうその言葉が行き交い、傷ついたり、傷つけたりしてしまいますが、人を救うことができるのもまた、言葉なのです。
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