
長田詠喜(新所沢教会牧師)
メッセージ:聖書は救いの歴史
おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
今週は、私たちの信仰の基礎となる聖書について、聖書とはいったいどんな書物であるか、確かめて参りたいと思っています。
聖書は、分厚い書物です。信仰の規律が記されていたり、詩や物語が語られたりと、バラエティーに富んでいます。時には、現代の私たちからすると、違和感を覚えるような話もあります。確かに、なかなか歯応えがある書物です。
そういった複雑な書物を読む時に、理解しやすくする秘訣は、その書物全体のテーマを意識して読むことです。では、聖書全体のテーマとはなんでしょうか。一言でいえば、神様が人間を救おうとして働かれている、という証言です。
神様は、人間を救おうと、この世の初めから、人間に語りかけ、働きかけ、関わってくださいます。その歴史を最初から最後まで語るのが、聖書です。
世界の歴史とそこで起こる出来事には、良いことも悪いこともあります。けれども、世界がどんなに悲惨でも、人間がどんなに失敗しても、神様はその中で、いつでも、間違いなく、私たちを救うために、様々に準備し、実際に働いてくださっているのです。聖書は、そのことを教えています。
悩んだ時、苦しんだ時、その証言が、私たちを支えてくれるのです。
聖書をお読みします。「キリストにおいてわたしたちは、御心のままにすべてのことを行われる方の御計画によって前もって定められ、約束されたものの相続者とされました。」(エフェソ1:11)
今週のプレゼント ≫2026年版画カレンダー (一人一枚) 【締切】11月29日









