11月1日(土) 詩編100編
知れ、主こそ神であると。
主はわたしたちを造られた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編100編3節
この詩は、礼拝式文で例に挙げられており、私どもの教会では招きの詞として用いられています。
礼拝に招かれていること自体、実に幸いです。作者は、喜び祝って主に仕えよ、と全地に向かって礼拝への招きを述べます。しかし、全世界のものが一堂に会して主をほめたたえて賛美するのは物理的に不可能なことです。それにもかかわらず敢えてこう呼びかけるのは、全世界は主によって造られ、保たれているからです。
しかし、その中でも、主のもの、主の民、主の羊の群れとされた者たちがいます。それは最大の祝福だということを、人は知らねばなりません。これまでイスラエルに対して御自身を「主」という御名で現して来られた方こそ、真の神、天地の主であることをよく弁えよと主は言われます。
主はすべてを造り、治めておられますが、特に御自身のかたちに似せて人間を造り、さらにご自分の民としてお選びになった者を特別に養う羊飼いとなってくださっています。
その恵みと慈しみと真実はとこしえに及びます。それは神の御子、神の民の羊飼いなる主イエスに至って最高に明らかにされました(ヨハ10章11節)。私たちも今日、感謝と賛美をもって、その主に向かい喜びの声をあげる者とされているのです。
【祈り】
主よ、あなたのことを知らせてくださった恵みに感謝します。私たちの賛美を受け入れてください。
 
       
   








