
風間義信(仙台教会牧師)
メッセージ:神への立ち帰り
 おはようございます。今月この番組を担当します、仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。今年も、残すところあと二か月となりました。月日の過ぎる早さを感じます。
今日は11月1日ですが、昨日10月31日は、キリスト教会において、「宗教改革記念日」とされています。学校の歴史の時間に学ばれたかもしれませんが、もう500年以上も前、残念ながらキリスト教会に様々な歪みが出てしまっていた中で、聖書の教えに戻ろうと、まさに改革がなされました。
その時、この運動を支えた一つの聖書の言葉が、イエス・キリストの語られた「悔い改めよ」というものでした。「悔い改めよ」…何か反省させられるのかと思われがちですが、これは「方向転換」、向きを変えることです。
そもそも、その教えは、「神に立ち帰る」といってもよいものです。何事でも自分を中心としているところから、神の言葉である聖書の教えに心を向け、その言葉によって歩む者とされていく、それが、この「悔い改めよ」ということによって求められたことです。
そのために必要なことは、何といっても、心を向けていく聖書の言葉に触れることです。それが、あなたが聖書を読んでいる時、この番組を聞いておられる時です。その時こそ、あなたに与えられている「立ち帰るところ」に立ち帰っている瞬間です。
聖書は、「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。」と詩編119編105節で語っています。わたしのことを光として照らす神の御言葉と共に、今日一日も過ごしてまいりましょう。
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