玉井宣行(所沢ニューライフ教会牧師)
メッセージ:変わることのない神の基準
ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
21世紀初頭、私たちの国には、世界をリードするたくさんの技術がありました。確実に技術革新が進み、賃金も上がりました。しかし今、その片鱗さえも見ることができません。一方で、法律に抵触することをしても、法の裁きからやすやすと免れている事例が増えています。私たちは、何を基準にして、物事を判断すればよいのでしょうか。
旧約聖書に登場するイスラエルのユダ王国も、同じような歴史をたどりました。ダビデ王が即位したときのユダ王国は、経済的にも、宗教的にも優れた国でした。しかし、時代と共に国が衰退していきます。その原因は、ユダ王国が徐々に人間の力に頼るようになり、特に、宗教的倫理的に退廃したことです。結局、ダビデ王から400年の歳月が流れたとき、ユダ王国は、バビロンによって滅ぼされました。
ユダ王国ばかりではなく、私たちの国のほんの30年という短い歴史を見ても、人間の基準は、大きく変わるために、よりどころがどんどん変わってしまいます。神は言われました。「草は枯れ、花はしぼむが わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。」(イザヤ40:8)と。
将来の目標を見失いがちなこの時代にこそ、変わることのない神の言葉により頼み、その言葉に固く立つ者にしていただきたいと思うのです。
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