リジョイス聖書日課

詩編98編 王なる神の御業を見て喜び歌え

放送日
2025年10月18日(土)
お話し
千ヶ﨑基(横浜教会牧師)

10月18日(土) 詩編98編

琴に合わせてほめ歌え
琴に合わせ、楽の音に合わせて。
ラッパを吹き、角笛を響かせて
王なる主の御前に喜びの叫びをあげよ。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編98編5-6節

 神は、ご自分が真の神であること、ご自分の民を愛していることを示すためにさまざまなことを成し遂げられます。特に注目すべきは、イスラエルと結ばれた約束を成就していくことです。

 神は、ご自分の民イスラエルと結ばれた契約を忘れることなく、必ず守られます。旧約聖書時代の信仰者たちも、神が「イスラエルの家に対する慈しみとまことを御心に留められた」と語ります(3節)。イスラエルの民が苦しんでいたら、その声を聞いてくださいます。イスラエルの民が危機に直面したら、それを乗り越えられるように救いの手を差し出してくださるのです。

 するとどうでしょう。約束の成就である神の恵みの御業が多くの人たちに知れ渡ります。もちろん、その恵みの御業を信仰者たちは実際に目の当たりにします。そして自分たちの神が真の王として君臨していることを心強く思い、喜び歌います。「琴に合わせてほめ歌え、琴に合わせ、楽の音に合わせて。ラッパを吹き、角笛を響かせて、王なる主の御前に喜びの叫びをあげよ」と。

 明日は日曜日の礼拝です。神が私たちのためにしてくださった救いの御業を思い起こし、主を喜び歌い、御名をほめ歌いましょう。

 【祈り】

 天の父なる神よ、あなたの救いの御業を見て、心からあなたを喜び歌うことができるようにしてください。