尾崎純(東仙台教会牧師)
メッセージ:祈りは聞かれる
おはようございます。日本キリスト改革派の東仙台教会で牧師をしております、尾崎純と申します。
日本キリスト改革派教会の牧師であり、ハンガリーで宣教師として働いておられる川瀬弓弦宣教師から、「祈り」についての証しを聞いたことがあります。川瀬牧師は、その昔、ポーランドで宣教しておられました。その時は、何の後ろ盾もない形での働きでしたので、食べるものを買うお金もない状況になってしまったことがあったそうです。
川瀬牧師は、食べ物が与えられるように祈りました。そうすると、家のドアをノックする人がいます。出てみると、知らない人がドアの前に立っていて、不思議なことを言います。「祈っていたら、神様が、ここの家に行って、そこにいる人にお金を渡しなさい、と言ったので、ここに来ました。」そう言って、その人はお金を差し出しました。
その場で受け取るわけにもいかず、「一度家に帰って、もう一度祈って、本当にそれで良いのか確かめてみてほしい。」と、川瀬牧師は答えました。その人は帰りましたが、しばらくすると戻ってきて、「祈ってみたところ、もっと多く渡すように、ということだった。」と言って、さっきより多くのお金を渡してきたんだそうです。
祈りは聞かれるんですね。恵みを受ける側にとっても、与える側にとってもです。
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