9月29日(月) エゼキエル42章
彼は四方を測ったが、外壁は全体を囲んでおり、その長さは五百アンマ、幅も五百アンマであった。(エゼキエル42:20)
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エゼキエル書42章20節
エゼキエルはさらに神殿全体をくまなく案内されます。既に案内された外壁には、東の門、北の門、南の門が開かれています。西には門はなく、至聖所の裏に別殿があり、その外側は壁になっています。外壁の門を入ると外庭があり、そこから階段を上がると内庭に入ります。そこが中心部分です。神殿の中心部は、以前の神殿のように祭壇と聖所と至聖所から成っています。
内門の外側には賛美の奉仕者の部屋、神殿で奉仕する祭司の部屋があります(40章44〜45節)。また、犠牲の動物を洗い、犠牲を準備する部屋もあります(同38節以下)。神殿は、祭壇で犠牲がささげられて、礼拝がなされますが、奉仕者の控室も十分に整えられています。
私たちの教会にも、受付、礼拝堂、事務室、牧師室、諸集会室等があるでしょう。神は新しい神殿に奉仕者の部屋も用意し、測量をさせました。そこに私たちの礼拝施設の原型があります。
こうして、エゼキエルを案内した輝く人は、神殿の測量を終えて、彼を東門から外に連れ出しました。そして外壁の周囲を測量しました。周囲は五百アンマ四方の正方形でした。外壁に囲まれた広い神殿がエゼキエルに示された新しい神殿の姿でした。
【祈り】
主なる神様、主の礼拝施設で私たちも礼拝を重ねています。礼拝を祝福してください。