伊藤築志(田無教会牧師)
メッセージ:神様に全体重を預ける
おはようございます。東京都西東京市、田無教会の牧師をしております、伊藤築志です。
今日は最初に、詩編28編6節と7節の賛美の言葉をご紹介します。「主をたたえよ。嘆き祈るわたしの声を聞いてくださいました。主はわたしの力、わたしの盾 わたしの心は主に依り頼みます。主の助けを得てわたしの心は喜び躍ります。歌をささげて感謝いたします。」
窮地に立つ詩人が、救いを求めてひたすら嘆き祈っていたところ、主なる神様は、その声を聞いてくださいました。そこで詩人は、喜び躍りながら、「私の心は主に依り頼みます」と歌ったのです。この「依り頼む」という言葉を、「そこに横たわる、全体重を預ける」という意味に捉えることができます。すると、「私の心は主なる神様の上に全身を預けます」と歌っているようにも聞こえてきます。
神様は、私たちにとって、安心して全体重をかけて寄りかかれるお方です。詩人は、こうも歌いました。詩編22編10節と11節。「わたしを母の胎から取り出し その乳房にゆだねてくださったのはあなたです。…母の胎にあるときから、あなたはわたしの神。」
赤ちゃんが何も心配せずに眠り、乳を含み、泣いたりできるところ。お母さんの懐。そのような安心できるところを、神様はあなたに与えてくださいます。そしてそれは、赤ちゃんの頃だけでなく、大人になっても、年老いても、変わりません。今日もあなたが、神様に全身を預けて、安心して過ごせますように。
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