坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)
メッセージ:詩編93編の祈りに心を合わせて
ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今日は、詩編93篇を紹介します。
聖書に示された詩編の言葉はどれもすばらしいのですが、この詩編は、特におすすめです。私は今、神奈川県茅ヶ崎市の、海まで歩いて10分のところに住んでいますが、ここに住むようになってから、この詩編に特別な恵みを覚えるようになりました。
このように歌われています。「主よ、潮はあげる、潮は声をあげる。潮は打ち寄せる響きをあげる。大水のとどろく声よりも力強く 海に砕け散る波。さらに力強く、高くいます主。」(詩編93:3-4)大変、勇壮です。
「大水のとどろく声よりも力強く、海に砕け散る波。さらに力強く、高くいます主」…原始の混沌の大海を思わせるような、荒れ狂う海と打ち寄せる大波のイメージです。嵐の海は、まさにそのような恐るべき姿をあらわにします。しかし、その大海の怒涛よりも力強い神がおられるのです。
私は、茅ヶ崎に住むようになってから、つらいことがあると海を見に行きます。風吹きすさぶ激しい波に向かって、叫ぶように祈った時もあります。その度ごとに、この詩編93篇が、魂に響きます。確かに神は、大波よりもさらに力強く、高くいます方。荒ぶる海を鎮める全能の創造主。この方の手の中で、私たちのすべては支えられているのです。
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