山下 正雄(ラジオ牧師)
メッセージ:幽霊の日と死への恐れ
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今日7月26日は、「幽霊の日」です。江戸時代、歌舞伎「四谷怪談」が初演された日です。
夏になると怪談が増えるのは、日本の風物詩とも言えます。しかし、その根底には、「死」や「見えない世界」への恐れがあるように思います。目に見えない存在、制御できない死…。それは、どんな時代の人にとっても大きな不安です。
聖書は、私たちの死に対する不安に、正面から向き合います。そして、こう語っています。「恐れるな。わたしは最初の者にして最後の者、また生きている者である。一度は死んだが、見よ、世々限りなく生きて、死と陰府の鍵を持っている。」(ヨハネの黙示録1:17-18)
これは、十字架で死なれ、復活されたイエス・キリストの言葉です。キリストは、死を打ち破り、命の主として、今も生きておられます。だからこそ、私たちは、死や闇を恐れすぎることなく生きて行くことができます。
怖い話が多い季節ですが、怖れを超える希望の光が、キリストの中にはあります。死を超えるいのちの約束です。それが、私たちに与えられている福音なのです。
きょうの聖書の言葉「恐れるな。わたしは最初の者にして最後の者、また生きている者である。一度は死んだが、見よ、世々限りなく生きて、死と陰府の鍵を持っている。」ヨハネの黙示録1章17節・18節
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