山下 正雄(ラジオ牧師)
メッセージ:ラジオ本放送の日と神の言葉
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今日7月12日は、「ラジオ本放送の日」です。ちょうど百年前、東京・愛宕山から、日本初のラジオ放送が始まりました。
今では当たり前のように聞こえるラジオの声も、当時の人々には、驚きと感動の体験だったことでしょう。目に見えない電波に乗って、声や音楽が遠くの人にも届く、という不思議。技術の進歩がもたらした大きな恵みです。
私たちは毎日、さまざまな声に囲まれて暮らしています。ニュース、SNS、広告、人間関係の声。その中で、本当に聞くべき声を聞き逃してはいないでしょうか。イエス・キリストはこう言われました。「耳のある者は聞きなさい」(マルコ4:9)。
神は今も、私たちに語りかけておられます。しかし、その声は、ラジオのようにチューニングしないと聞こえないことがあります。雑音にまぎれてしまうからです。
静かに耳を澄ませてみましょう。神の言葉は、慰めと希望に満ちたメッセージです。日々の忙しさの中で、心のアンテナを神に向ける時間を持つとき、思いがけない力と導きが与えられます。あなたの今日に必要な言葉が、きっと届けられるはずです。
きょうの聖書の言葉「耳のある者は聞きなさい」マルコによる福音書4章9節
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