東北あさのことば

江戸切子の日と神の御業

放送日
2025年7月5日(土)
お話し
山下 正雄(ラジオ牧師)

山下 正雄(ラジオ牧師)

メッセージ:江戸切子の日と神の御業


 おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
 今日7月5日は、「江戸切子の日」です。江戸切子の模様のひとつ、「魚子(ななこ)」から語呂合わせにちなんで、この日が選ばれたそうです。

 江戸切子は、江戸時代から続く伝統工芸で、細やかな模様の中でも、「魚子(ななこ)」は、職人の技量が試されると言われています。ガラスに一つひとつ刻まれた模様には、時間と労力と技が込められています。

 私たちの人生もまた、神の御手の中で刻まれる美しい作品です。聖書には、こう書かれています。「あなたは、わたしの内臓を造り 母の胎内にわたしを組み立ててくださった。…御業がどんなに驚くべきものか わたしの魂はよく知っている。」(詩編139:13-14)

 「わたし」という存在は、神にとって唯一無二の作品です。日々の営みの中にも、神の見えない御手が働いています。神は、私たち一人ひとりの人生に丁寧に関わり、時に砕き、時に磨きながら、最もふさわしいかたちを整えてくださいます。

 自分の歩みに意味を見いだせない日もあるかもしれません。しかし、あなたは、神の御手によって刻まれている、輝く作品なのです。

 きょうの聖書の言葉「あなたの御計らいは わたしにとっていかに貴いことか。神よ、いかにそれは数多いことか。」詩編139編17節

今週のプレゼント ≫新約聖書 (20名) 【締切】7月11日